こんにちは
「はれのひ」の朝穂です。
ヘルシーな食材として知られる「きのこ」ですが、種類によって栄養素が大きく異なることをご存知ですか?
今日は、よく食べられるきのこの栄養価の違いと上手な取り入れ方についてお話しします。
目次
きのこが健康に良い理由
きのこ全般に共通する健康効果をまず確認しておきましょう
- 低カロリー・低脂質
- 食物繊維が豊富
- ビタミンB群・ミネラルを含む
- 免疫力を高める成分を含む
- うま味成分が多く、減塩に役立つ
栄養素の宝庫でありながら、100gあたり約20〜40kcalと非常に低カロリー。ダイエット中の強い味方です。
主なきのこの栄養素と特徴
1. しいたけ
栄養の特徴
- ビタミンD(特に干ししいたけ)
- エルゴステロール
- レンチナン(β-グルカン)
- 食物繊維
健康効果
- 骨の健康維持
- 免疫力向上
- コレステロール低下
おすすめの調理法
- 干ししいたけの戻し汁まで使う
- グリルやオーブン焼きにするとうま味が増す
2. まいたけ
栄養の特徴
- MXフラクション(β-グルカンの一種)
- ビタミンD
- カリウム
- 不溶性食物繊維
健康効果:
- 血糖値の安定
- 免疫力向上
- 脂肪燃焼のサポート
おすすめの調理法
- 軽く炒めると風味が引き立つ
- スープのベースとして使うと味わい深い
3. えのき
栄養の特徴
- 食物繊維(特にキシログルカン)
- ビタミンB1
- 葉酸
- エルゴチオネイン(抗酸化物質)
健康効果
- 腸内環境の改善
- 疲労回復
- 代謝促進
おすすめの調理法
- 軽く茹でてサラダに
- 鍋やスープの具材として
4. しめじ
栄養の特徴
- ビタミンB群(特にB1、B2、葉酸)
- エルゴステロール
- 食物繊維
- カリウム
健康効果
- 神経機能の維持
- エネルギー代謝の向上
- 腸内環境の改善
おすすめの調理法
- バター炒めで風味を活かす
- パスタなど洋風料理に合わせる
5. エリンギ
栄養の特徴
- ビタミンB1、B2
- カリウム
- 食物繊維
- アミノ酸
健康効果
- 疲労回復
- むくみ防止
- 消化促進
おすすめの調理法
- 厚切りにしてグリル
- 肉の代用品として食感を楽しむ
6. なめこ
栄養の特徴
- ムチン(水溶性食物繊維)
- ビタミンB群
- カリウム
- 葉酸
健康効果
- 胃腸保護
- 便秘改善
- 肌の健康維持
おすすめの調理法
- 味噌汁や鍋物
- 冷奴のトッピング
7. マッシュルーム
栄養の特徴
- アルギニン(アミノ酸)
- セレン
- ビタミンB3(ナイアシン)
- リボフラビン
健康効果
- 抗酸化作用
- 免疫機能サポート
- 心血管系の健康維持
おすすめの調理法
- 生のままサラダに
- ソテーして肉料理に添える
8. エノキタケ(金針菜)
栄養の特徴
- 食物繊維
- ビタミンB1
- カリウム
- フラムリン(抗腫瘍作用)
健康効果
- 免疫力向上
- 腸内環境改善
- 肝機能サポート
おすすめの調理法
- 鍋物の具材
- スープやチゲ
きのこの栄養素を最大限に活かすコツ
きのこの栄養を効果的に摂るためのポイントをご紹介します
保存方法
- 紙袋や新聞紙に包んで冷蔵庫で保存
- 長期保存は軽くゆでてから冷凍
- 乾燥させると栄養価が増すものも(しいたけなど)
調理のポイント
- 洗いすぎない
- さっと水洗いするか、キッチンペーパーで拭く程度に
- 水に長く浸けると栄養素が流出する
- 加熱でアクセス向上
- きのこは加熱することで細胞壁が壊れ、栄養素の吸収率が上がる
- 特にビタミンDは加熱で増加する種類も
- 組み合わせで効果アップ
- ビタミンDが豊富なきのこ+カルシウムが豊富な食材
- 食物繊維が豊富なきのこ+タンパク質が豊富な食材
目的別おすすめきのこ
ダイエット中に最適なきのこ
- まいたけ – 脂肪燃焼をサポート、満腹感も得られる
- エリンギ – 食感が肉に似ており、満足感が高い
- しいたけ – うま味が強く、少量の調味料でも満足できる
筋トレ後に良いきのこ
- マッシュルーム – アルギニン含有で筋肉合成をサポート
- しめじ – ビタミンB群が豊富で疲労回復に役立つ
- エリンギ – タンパク質含有量が他のきのこより若干高い
免疫力アップに役立つきのこ
- しいたけ – β-グルカンの一種であるレンチナンを含む
- まいたけ – MXフラクションが免疫細胞を活性化
- エノキタケ – フラムリンという免疫増強成分を含む
きのこをもっと食卓に取り入れるアイデア
日常的にきのこを食べる習慣をつけるためのヒントです
- 朝食のオムレツや目玉焼きに添える
- サラダにマッシュルームを加える
- お味噌汁の具材を様々なきのこに変えてみる
- 肉料理の量を減らし、きのこを増やす
- スープやカレーのベースに様々なきのこを使う
- 炊き込みご飯にきのこをたっぷり入れる
まとめ きのこの多様性を活かした食生活を
きのこはどれも低カロリーで栄養価が高いですが、それぞれに特徴ある栄養素を持っています。
一種類だけでなく、様々なきのこをバランスよく食べることで、総合的な健康効果が期待できます。
特に日本人は古来からきのこを食文化に取り入れてきました。
現代の食生活でも、意識的に様々なきのこを取り入れることで、健康維持やダイエットに役立てましょう。
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代表トレーナー 朝穂一将


